SummitarはLeicaレンズの中で1番好きなレンズです。

何故好きかと言いますと、私は芯があるけど少しオールドレンズっぽいふわっとした仕上がりになるレンズがとても好みだからです。

Summitarはそのふわっとが個人的にちょうどいいと感じるのです。

このレンズ結構市場に出回っているのでLeicaにしてはお安めの5万行かない程度なので、お気軽にLeicaデビューできちゃいます。

ちなみにこのレンズはめちゃめちゃ売れました。1939年~1955年の16年間も販売されていたということもありますが、その製造数17万本。現存する玉数も多いです。

余談ですが、Summitarの前身のSummarはなんとなく聞いた事も多いかもしれませんが癖玉として有名ですよね。結構こいつも市場に出回ってるのですが製造数12万本。Summitarの方が5万本多く製造されております。

安かろう悪かろうと言う事はなく、市場に多く出回っていることが理由で安いんですよと言う事を強く推しておきますね。

このレンズには絞り5角形、コーティング無しの前期型。
絞りが円、コーティングありの後期型がありますのでお好きなほうをお選び下さい。

ちなみに今回撮影に使ったのは後期型ですので前期型ではもう少しコントラストが落ちたりフレアが出たりすると思います。

ボディはα9 写真は1番下の写真以外全て開放にて撮影しております。
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↑F8くらい

昔はそこまでウケが宜しくなかったグルグルボケも、今のご時勢は”味”として見れる時代なのでこのレンズは余すことなく楽しめるレンズであると思います。

当店以外でも色んなお店で目にする事が多いと思いますので気になったら買ってみてください。

それでは、次回も宜しくお願い致します。