今回は安くてよく写るレンズのご紹介です。
FD50,1.8 SC
1万円以下のレンズだってSuper-Takumar55mmの様に色々な方が知ってるいいレンズはありますからね。
侮るなかれです。

FDマウント自体がコスパ良かったはずなんですが、近年写りが国外で気に入られて流行しているからなのか、値上がり傾向にあります。
とんでもないインフレを起こしたレンズもありますからね。
今や高級品に足を突っ込みかけているマウントでもあるのかもしれません。
少しばかりFDが高級品って感覚が慣れない日々が続きそうです。

そうは言えど今回紹介するレンズの様に、今まで通りお手頃なレンズも沢山ありますのでFDレンズの良さを知って頂き、相場が安いレンズでコスパよく沢山遊んで欲しいとそういう訳です。
何が次にトレンド入りするかなんて知る由もありませんからね。

さてここからは本題のレンズFD50/1.8S.C.を紹介しようと思います。
当時AE-1とかのキットレンズとしてこの世に出てきました。
価格もリーズナブルでこの世にAE-1ブームを起こした立役者のレンズな訳です。
当時私の母もAE-1と50/1.8を買い、高校生の時に写真部として部活動を行っていたらしいです。
そして今回の作例はその母が使っていたカメラをお下がりとして頂き撮った写真となっています。

このレンズには前期型と後期型があります。大きな違いは絞り羽根の枚数の差(前期型が6枚、後期型が5枚)と後期型は少し軽くなっているのと組み立ての簡略化が図られています。大きな差はこれくらいなので絞り羽根の枚数でお好みをお選び下さい。

それでは作例です。
AE-1+FD50/1.8 S.C.+Kodak Color Plus200で撮っています。
色合いやら写りやらこのレンズの写りは写真に愛情を注げる写りだなって感じました。
赤の発色がかなり好きです。
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FullSizeRender
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次回は催事でレアモノコーナーの一角を飾るレンズを紹介したいと思います。