このレンズは世界初のマクロレンズです。

Makro-Kilar40,2.8


産まれはリヒテンシュタイン。オーストリアとスイスに挟まれた小さな国です。

Kilfittという会社を設立した方はハインツ・キルフィットというドイツ人です。

前期は開放3.5 後期は2.8。Type-Eがハーフマクロ、Type-Dが等倍マクロという区分けがあります。

ですので今回のレンズは後期型の等倍マクロと言う事になります。

写りの話をしますと、世界初のマクロレンズはかなり写りが良いです。

テッサー型の構成になっているのでシャープな印象を感じると思います。

この頃はテッサー型のシャープさを利用して等倍までの解像力を保っていたのですね。

テッサー型の質感を楽しみつつ試写してきました。
DSC04314
↑開放等倍
DSC04316
DSC04319
DSC04321
DSC04322
DSC04326
DSC04330
DSC04328
↑テッサー型の特徴でバブルボケみたいな質感が楽しめるのもこのレンズの特徴です。

テッサー型といえど等倍まで寄るとふわっとした質感があるのが味であり魅力です。

撮影倍率0.1倍付近はさすがの解像感、テッサー型のカリッとした写りです。

ボケもうるさくなく、素直なボケなので使いやすそうです。

解像感故にデジタルとの相性が良く、フィルムよりデジで使うことをお勧めするオールドレンズの中のひとつです。

テッサー型は現行のレンズと張り合える位の解像感を持っていますから、とっても優秀な子たちです。

3群4枚のレンズ構成はテッサー型です。それさえ覚えておけば、大体どんな写りなのか想像できると思います。

その中でもテッサー型マクロレンズという一握りの存在を皆さん体感してみてはいかがでしょうか?