今回ご紹介するレンズはZeiss JENAの標準レンズ。Pancolar50/1.8をご紹介します。
Pan50,1.8

第二次世界大戦で東西にドイツが分断され、社会主義となった東ドイツで生まれたのがこのレンズとなります。

このレンズすっごく寄れるんです。最短35cmって50mmレンズの中だったらかなりよれる部類なんじゃないでしょうか。

そんなに寄れたらかなり撮れる幅広がりそう。

今はヘリコイドアダプターがありますし、どんなレンズでもヘリコイドアダプターを使えば、かなり寄れますからその特徴は昔ほど輝いているわけではありませんけどね。

さてこのレンズ年代によって色々と世代があるわけなんですが、

今回のレンズはMC(マルチコーティング)が付いた黒鏡筒モデルとなります。

このモデルがPancolar50mmの最終モデルです。

MCが付いていない通称ゼブラと呼ばれている1世代前のモデルも存在します。

そのゼブラの中で前期後期の2種類あったりします。その辺の話はまた後程。

それでは今回の作例集です。
1
2
3
4
5
6
7

撮るだけでなんか雰囲気が出て、絵になる。そんなレンズです。

当店ではヤシコンのPlanar50/1.4よりもオールド感を増したレンズ。というご案内をしています。

リアリティ重視の方はPlanar。

オールド感重視の方はPancolar。

という捉え方でいいと思います。本質的な開放ふわっと絞ったらカリッと。という部分は本当に良く似たレンズです。

YCボディを持ってるから、YCマウントじゃないと、、、って思っている方。

大丈夫です。(ボディ側)YC→(レンズ側)M42のマウントアダプターを2,000円にて販売中です。

是非この機会に試してみてはいかがでしょうか?

それではこの辺で失礼します。